更新日: 2026年3月14日
キャッシングとは?カードローンとの違い・金利・注意点
「キャッシングって何?」「カードローンと何が違う?」という疑問に答えます。 キャッシングの仕組み、金利相場(年15〜18%)、カードローンとの違い、返済方法と注意点をわかりやすく解説します。
キャッシングとは
キャッシングとは、クレジットカードに付帯する現金借入機能のことです。 ATMやCD(キャッシュディスペンサー)からカードを使って現金を引き出すことができます。
クレジットカードには「ショッピング枠」と「キャッシング枠」の2つの限度額が設定されています。 ショッピング枠は買い物に使う枠、キャッシング枠は現金を借りる枠です。 キャッシング枠はショッピング枠の一部として設定されるため、キャッシングを利用するとショッピングに使える枠が減ります。
例:ショッピング枠50万円・キャッシング枠20万円のカードの場合、 キャッシングで10万円借りると、ショッピングに使える枠は40万円(50万円-10万円)になります。
キャッシングとカードローンの違い
| 比較項目 | キャッシング | カードローン |
|---|---|---|
| 提供元 | クレジットカード会社 | 消費者金融・銀行 |
| 借入限度額 | 10〜50万円程度(少額) | 最大500〜800万円 |
| 金利(年率) | 15.0%〜18.0%(一律が多い) | 3.0%〜18.0%(借入額で変動) |
| 無利息期間 | なし(ほとんどの場合) | 初回30日間〜2.5ヶ月 |
| 審査 | カード発行時に完了 | 新規に審査が必要 |
| 利用の手軽さ | カードがあれば即利用 | 申込・審査が必要 |
| 返済方法 | 一括 or リボ | 毎月定額+随時返済 |
| 総量規制 | 対象 | 対象(銀行系は対象外) |
結論:少額の一時的な借入で、すでにクレジットカードを持っている場合はキャッシングが手軽。 まとまった金額が必要、または無利息期間を活用したい場合はカードローンの方が有利です。
まとまった金額ならカードローンが有利
10万円以上の借入が必要な場合、カードローンの方が以下の点で有利です。
- ✓ 無利息期間がある:アイフル・プロミスは初回30日間無利息。この期間内に返済すれば利息ゼロ。
- ✓ 借入額が多いと金利が下がる:キャッシングは一律18%だが、カードローンは借入額に応じて金利が下がる。
- ✓ 返済方法が柔軟:毎月の返済額を自分で調整でき、随時の追加返済も可能。
キャッシングの金利と利息計算
キャッシングの金利は年15.0%〜18.0%が一般的です。 利息は日割り計算されるため、借入日数が短いほど利息は少なくなります。
利息の計算式
利息 = 借入額 x 年利 ÷ 365 x 借入日数
計算例(年18%で10万円を借りた場合)
- ・7日間で返済 → 利息 = 100,000 x 0.18 ÷ 365 x 7 = 約345円
- ・30日間で返済 → 利息 = 100,000 x 0.18 ÷ 365 x 30 = 約1,479円
- ・90日間で返済 → 利息 = 100,000 x 0.18 ÷ 365 x 90 = 約4,438円
- ・1年間で返済 → 利息 = 約18,000円
ポイント:キャッシングの利息は日割りなので、 できるだけ早く返済するのが最も賢い使い方です。 給料日前の数日間だけ借りる場合、利息は数百円程度で済みます。
キャッシングの返済方法
一括返済(おすすめ)
翌月の支払日に全額を返済する方法です。利息は約1ヶ月分のみ。
- ・利息が最も少ない
- ・返済の管理が簡単
- ・少額の一時的な借入に最適
リボ払い(注意が必要)
毎月一定額ずつ返済する方法です。月々の負担は軽いが、返済が長期化しやすい。
- ・返済が長期化して利息総額が膨らむ
- ・「いくら借りているか」が把握しにくい
- ・追加借入で残高が減らない悪循環に
リボ払いの落とし穴: 月々の返済額が少ないと、返済額のほとんどが利息に充てられ元金がなかなか減りません。 例えば10万円を月5,000円リボで返済すると、完済まで約24ヶ月、利息合計は約17,000円になります。 リボ払いはできるだけ避け、一括返済を選びましょう。
キャッシング利用時の注意点
1. 総量規制の対象になる
キャッシング残高は総量規制(年収の1/3まで)の計算に含まれます。 カードローンと合算して年収の1/3を超えると、新たな借入ができなくなります。 総量規制の詳細はこちら
2. 信用情報に記録される
キャッシングの利用はCIC・JICCに記録されます。頻繁な利用や高額の残高は、 住宅ローンなど他のローン審査に悪影響を及ぼす可能性があります。 信用情報機関の詳細はこちら
3. ATM手数料がかかる場合がある
提携ATMでキャッシングする場合、1回あたり110〜220円のATM手数料がかかることがあります。 少額を複数回借りるより、必要な金額をまとめて借りた方がお得です。
4. ショッピング枠が減る
キャッシング枠はショッピング枠の一部です。キャッシングを利用すると、 その分ショッピングに使える枠が減ります。大きな買い物を予定している場合は注意してください。
5. リボ払いの自動設定に注意
一部のカードでは、キャッシングが自動的にリボ払いに設定されている場合があります。 利用前にカードの設定を確認し、可能であれば一括返済に変更しましょう。
キャッシングの前に検討すべきこと
不用品を売って現金化
借入ではないので利息がかかりません。 買取業者の比較はこちら
無利息期間のあるカードローンを利用
アイフルやプロミスは初回30日間無利息。30日以内に返済すれば利息ゼロです。 キャッシングには無利息期間がないため、短期借入でもカードローンの方がお得。 カードローン比較はこちら
公的支援制度の利用
緊急小口資金は無利子で最大10万円借りられます。 公的支援制度の詳細
🏛️ キャッシングの返済でお困りの方へ
キャッシングのリボ払いが膨らんで返済が苦しい方は、以下の相談窓口をご利用ください。
日本クレジットカウンセリング協会
電話: 0570-031640 クレジットカードの返済相談を無料で実施。
法テラス(日本司法支援センター)
電話: 0570-078374 収入が一定以下の方は弁護士への無料相談が可能。
キャッシング利用上の注意
- ・キャッシングは年収の1/3まで(総量規制)。他の借入と合算で計算されます
- ・リボ払いは利息総額が膨らみやすいため、可能な限り一括返済を選びましょう
- ・複数のカードでキャッシングすると、返済管理が困難になります
- ・返済が困難な方は債務整理の無料相談をご利用ください
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